現役上智生による本音の授業レビュー！

新年あけましておめでとうございます！私は現在、上智大学文学部英文学科に通っているワンルームと申します。みなさん2022年はいかがお過ごしでしょうか。私は今年が令和4年ということを永遠に覚えられずにいます。そんなことはさておき、今回の記事では、私が実際に取っていた大学の授業がどんな感じだったのか紹介していこうと思います。おそらく今回で書ききることは出来ないと思うので何回かに渡って紹介しようと思います。また、個人的な意見ですのでどうぞごゆるりと読んでください。 （追記、私は１年次は全てオンラインでの授業だったのでその点はご留意ください）

ウエルネスと身体

授業内容：★☆☆☆☆（もう取りたくないというかそもそも必要を感じない笑）単位の取りやすさ：★★☆☆☆（レポート3つは多いけどそれさえ出せばなんとかなる）

まず初めに紹介するのは「ウエルネスと身体」という科目です。この科目は上智の学生は１年次に必ず履修しなくてはならない科目です。ちなみに英文学科の場合は月曜日の１限に取らなくてはいけません。夜型の私からしたら拷問でしかなかったです。この科目はざっくりいうと小中高の保健科目に近いような科目ですね。ウエルネスという考え方？概念？のようなものを中心に学んでいく科目です。本来の対面授業であれば、他学部や他学科の人とストレッチや軽い運動を通して交流できる貴重な機会だったのですが、私の代はオンラインでの受講だったので他学部の人たちと知り合うことはありませんでした。となると内容は皆さま薄々お察しのとおりです。はっきり言うと全然面白くないです笑。 おまけにレポートを3つも出さなくてはならないという、最早上智最初の関門と言っても過言でないです。私はレポートや毎回のリアペ（リアクションペーパーといって授業後に書かなくてはならない感想のようなもの）でかなり文句と不満を連ねた記憶があります。おかげでぎりぎりの単位取得でした笑。オンラインだったからという理由もありますが、正直この授業はもう二度と取りたくないですね。

キリスト教人間学

この科目も１年次に取らなくてはいけない科目で、しかも春・秋学期の一年間取らなくてはなりません。おまけに英文科は金曜日の１限に取らなくてはいけないです。この科目は何種類かあるうちから春と秋に１種類ずつ選ぶことになります。なので私が取った二つを順に紹介していきます。

キリスト教人間学（哲学入門）

授業内容：★★☆☆☆（割と表面的な内容を扱うのでそこまでおもしろくない。先生はいい人だった）単位の取りやすさ：★★★☆☆（哲学だと書くことが自由すぎて逆に困ることもある。また最終レポートが4000字にブックレポートもあり、１年次にしては分量が多め。）

私は受験期に倫理を勉強していたということもあり、哲学に多少興味があったのでこの科目を選びました。 先生がおすすめの本などを紹介してくれるのはありがたかったです。というのも哲学に興味があってもどんな本から手をつければいいかわからないものだと思うので。

ですが授業内容としては、授業回数の都合もあってどうしても表面的な内容をさらっていくしかないので、私はすぐに飽きてしまいました。ただ、授業の冒頭で先生がいくつかのリアペに対してフィードバックをくれるのはおもしろかったです。生徒のリアペに丁寧にフィードバックをくれる先生はなかなかいないので、意外と貴重な機会かもしれないです。また、リアぺやレポートなどに書く内容がほぼ自由なのも特徴的です。基本的に哲学を絡めていればなんでもいいのですが、そもそも哲学は何にでも絡んでいるものなので自由に書くことが出来ます。私自身最終レポートはとある楽曲のMV（しかも比較的最近の）を用いて音楽を美学という哲学の分野に絡めた内容でした。 4000字ほどの文量を書くのは人生で初めてだったと思いますが、自分の好きなものに関して書けたので、他の科目のレポートと比べかなり書きやすかった記憶があります。

キリスト教人間学（新約聖書入門）

授業内容：★☆☆☆☆（聖書の内容に興味がそそられなかったので）単位のとりやすさ：★★★☆☆（欠席回数に気を付けてレポートを出せば単位は取れる）

この科目は新約聖書の概要を教えてくれる科目です。この科目は先生が良かった印象があります。私はキリスト教というよりどの宗教にもそれほど関心がないのですが、先生は当然キリスト教を信仰していながらも、宗教にあまり興味が無い人たちの気持ちも汲んで授業を進めてくれます。 その先生は寛容な心を持ちながら、しっかりと知識と信仰心もあるのだなという印象を受けました。なので（特にキリスト教の）聖書に興味がある人はかなり満足度の高い授業になるかと思います。ただ私は新約聖書の内容にはあまりそそられなかったので、個人的な評価は低めになっています。期末レポートもそこまで文量は多くないし、内容も授業をある程度受けていればそれなりに書けるものなので、最後にやる気さえ出せば何とかなります。

おわりに

今回の記事ではここまでで、次回の記事では私が取ってきた一般教養の科目を紹介していこうと思います。そういえば今日は共通テスト本番の日ですね。受験生頑張れ！！ここまで読んでくださったみなさまありがとうございます！ではでは。