大学では、中学・高等学校のように授業が決まっておらず、履修登録という手続きを踏んで授業を受ける必要があります。
今回は、履修をどうやって組めばいいのか分からない新入生の方に、現役大学生の私が4つのコツをご紹介したいと思います!
コツ① 必修科目は最優先で決めよう!
新入生の皆さんにまずやっていただきたいのは、必修科目を最優先で決めることです。
大学では学部ごとに必修科目が決まっていてその科目が取れないと卒業することができません!
卒業をするためにも、学部の必修科目は何なのかをシラバス(履修要覧)で確認して必ず取得するようにしましょう。
私の学部の場合を例にあげているので参考にしてみてください。
コツ② 選択科目と一般教養の配分を決めよう!
必修科目を決めたら次にやることは、選択科目と一般教養の配分を決めましょう!
大学では、必要な単位数が多く設定されており、必修科目以外の科目も取得する必要があります。
足りない単位数は選択科目と一般教養科目でおぎなうことが出来るため、学部の必要単位数を確認し、必修科目とバランスを取って履修に組み込みましょう。
※一学期で取れる単位数も決まっているので、要注意!
それでは、私の学部を例にして実際に履修を組んでみましょう。
上智大学法学部の場合
総単位数:126単位
学期ごとの取得単位数:26単位(ただし一年で取れる単位数は48単位まで)
選択科目の必要単位数:72単位
一般教養の必要単位数:20単位(キリスト教と体育は必修だが一般教養扱い)
このように、全体の単位数から必修単位数を引いて配分を決めると無理のない計画的な履修が組めるようになるのでぜひ参考にしてみてください!
コツ③ 楽単は絶対に取得しよう!
単位の配分を決めたら次に行うのは、どの授業を取るのかを決めることです。
必修単位は絶対に取らなければならないので、自由に決められません。
しかし選択科目や一般教養科目は自由に決めることができ、自分に合った履修を組むことが出来ます。
ここで皆さんに覚えていただきたいのが、 楽単と呼ばれる単位取得が簡単な科目を取ることです。
では、なぜ楽単を取る必要があるのかについて解説しましょう。
1. 留年を回避できる
普通に授業を受けていれば留年などはありえないだろうと考える方も多いと思いますが、一人暮らしをしている方ならばアルバイトと課題を両立させる必要がありますし、部活やサークルなどをする方も同様に両立させなければならないので、意外と大変なのが現状です。
楽単は大学生活を手助けしてくれる科目なので、積極的に取ることをおすすめします。
2. 学びたい科目に集中できる
大学は、自分の学びたい専門分野を学べる場所です。
外国語や経済、法律など多くの専門分野が学べる中、一つに絞って知識を深めたいという方も多いのではないでしょうか。
実際にその分野のみに絞って学べるのならよいのですが、大学では卒業までにとる単位が多いため、他の科目も受ける必要があるのも現状です。
そこまで学ぶ意欲がない科目で単位は落としたくないですし、課題が難しいと学びたい科目に割く時間が減ってしまいます。
自分の好きな科目に集中したい方ならば、絶対に取ることをおすすめします。
3、4年次の単位数を減らそう!
最後に紹介するのが3,4年次に取る単位数を減らすことです。
コツ②で、履修の組み方について説明しましたがここからは応用になります。
なぜ、3年次からの単位数を減らす必要があるのかについて説明していくと3年からは、 ゼミという自分の学びたい専門分野を教授や学部内の生徒と研究する授業を取る必要があり、 インターンなどの就職活動に向けた準備をしなければならないからです。
ゼミは1年を通して行われる授業で、学期終わりに膨大な量のレポートを書かなければならないので他の授業に割く時間があまりありません。
またインターンは、志望する企業にエントリーシートの提出や面接の準備が必要になるので3年からは授業以外でも忙しくなります。
この2点から3年までに必修以外の選択科目や一般教養はすべて取った方が、3年生からはかなり楽に学生生活を送れるようになるので、履修登録の際に考慮して組むのがおすすめです。
最後に
現役大学生が教えるおすすめの履修登録方法いかがだったでしょうか。
大学生活を通してこれらのコツは絶対におさえておいて損はないものだと思うので、ぜひ参考にしてみてください!
皆さんが自分に合った履修を組んで、楽しい大学生活を送れることを祈っています!
アルバイト情報を探す
条件に合う求人 86件
条件に合う求人
86
件